しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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○ひげ

 暑ぅ・・・
 
 あまりにも暑いので、背筋も凍るようなお話を。と、『羊たちの沈黙』から始まる Dr.レクターの連作を見てたら、別のコワさがやってきて12、就寝前にやたら戸締りを確認するようになっただけでした。
 
 それでは別のお話を・・・
 ホントはおっかない童話でお馴染みのグリム作品より、『青ひげ』にまつわるetc...
 
 主人公の”青ひげ”は、その名の通り青い髭をたくわえていたため、皆から不気味な男だと恐れられていました。
 その青ひげが見初めた219二人の美しい姉妹353。 結局、妹が青ひげの城へ嫁ぐことに。。。
 ある日、青ひげはその新妻に6週間留守にすることを告げ、屋敷中の鍵束を手渡します。
 「どの部屋に入ってもよいが、この一番小さな鍵の部屋だけは絶対に入ってはならない。」ときつくきつく言い残し。
 
 「入ってはダメ」しかも「絶対に!」・・・あなたはこの誘惑に勝てますか?
 ダメ。と言われれば言われるほど、「なんだろう?」って気になるのが人間というもの。 この奥方もしかり、やっぱり禁断の間に足を踏み入れてしまうんですねぇ。393
 彼女がそこで見たものは・・・405 キャー
 あとはみなさまご存知の通りです。
 

 さて、童話といえば子供たちに向けた道徳観・教訓めいたメッセージが潜んでいるもの。
 作者 シャルル・ペローはこの作品に何を込めて書き上げたのかというと・・・
  ①女の好奇心は身を滅ぼすゾ。
  ②今時、こんな亭主はいないゾ!
 金持ちで、やさしくて・・・そんな男には、絶対何かウラがあるということ? 爆。
  
 で、やっぱりウラがあった!
 ってサンプルになっちゃったお金持ちの”青ひげ”公。 この方、実在の人物ってご存知でした?
 Barbe Bleu(青ひげ)ことGilles de Rais(ジル・ドレ)
 『双頭の鷲』でお馴染みの100年戦争時代の英雄 ベルトラン・デュ・ゲクランを伯父に持つ、由緒正しきド・レ家の一員として生まれたジル・ドレ。
 自らもジャンヌ・ダルクと共に戦場へ赴き、フランスの開放に尽力するなど、(リュック・ベッソン版の映画作品では、ヴァンサン・カッセルが演じていました。218一見すると彼もまた英雄だった・・・はず。
 
 が、100年戦争が終焉を迎え、領地に戻った頃からジル・ドレはこわれはじめます。
 元々放蕩気味だった彼は、軍人からいきなり物書きに転向。。。爆。いきなりすぎよぅ!
 戯曲を執筆し始めるのですが、出演者650人の一大スペクタクルの壮大なものを企画しちゃったり!393 当時にしたらスヒ○ルバーグ並みの舞台・・・当然用意するのに、金がかかるわけで・・・ あっという間に家の資産を食い潰してしまったらしい。
 お金が無くなってくると、ぢゃ、ソレを造っちゃえばいいんだ。220
 ってことで、錬金術にハマり始めるジル・ドレさん。
 錬金術→黒魔術・・・お決まりのコースを辿り、堕ちてゆきます・・・
 結局、生贄にするため、さらってきた村の子供たちを繰り返し惨殺するまでに。。。404
 その数、140人とも800人とも言われています。
 まさに青ひげそのままな罪を繰り返してしまったジル・ドレ公も、1440年絞首刑+火刑に処せられ、THE END。
 今では惨劇の現場となった彼の城がTiffaugesに残るのみですが、バカンスシーズンには”英雄”としての姿のジル・ドレ劇なんかも行われているようですよ。 (詳細は⇒コチラ☆)
 
 ジル・ドレのひげがホントに青かったか否かはともかく、おひげの大将にはいろいろ逸話がついてくるようで♪
 たとえばひげ
 ”バルバロッサ”の異名を持つ、神聖ローマ帝国皇帝 フリードリヒ1世は、十字軍遠征中、川を渡る際落馬。 鎧が重すぎてうまく泳げず、そのまま溺死してしまったのだそう。12 冗談のようなホントのハナシデス・・・
 またひげ。といえば、日本人なら誰もが思い浮かべるあのおもちゃ。
 黒ひげ危機一髪” 
 の船長さん。 あの方も実在したカリブの海賊さんで、ものすっごくひげが濃かったそうです。 伸ばし放題で邪魔になるため、編みこんでおリボン結び。 ちょっとジャック・スパロウ船長を彷彿させますなー。
 結局黒ひげさんもお縄になってしまったよう。。。 ”○ひげ”という異名を持つものに安楽な人生は望めないのやもしれませぬ。。。
 
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【2007/08/19 23:36】 | フランスいろいろ | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
ぷぷっ、やっぱり小桃さんとはシンクロするようで・・・わたしも帰省中の暑さ、涼もうかと・・・ハンニバル・ライジング みましたわっ・・・・さすがに、そのときは暑さも忘れ・・・ぞぞっ。しかし、大好きなコン・リーがムラサキ夫人で変な日本人役なのがまた笑えましたっ。

青ひげモデル・・・さすが博学さま。ジャンヌダルクと同志だった人が、そんな風な顛末とは・・・びっくり。ジャンヌダルク、大好きなんですよー。
日本の赤ひげは、正義な町医者ですよねっ!
【2007/08/21 00:57】 URL | やよい #-[ 編集]
☆やよいさん
ぶぶぶ。
なんでまた同じ方向で涼もうとしちゃったんでしょ~。やよいさんとの見事なシンクロぶりに爆笑です!
『ハンニバル・ライジング』
コレ、ギャスパー・ウリエルくんががんばってる新作ですねv-238 実はこの作品を観るために再度おさらいしているところなんですよー。
しかしコワくて、まだ『レッド・ドラゴン』止まりです。。。続けて観るもんぢゃないですね。笑。
ブ男ばかりの仏映画界に、彗星のように現れた新星v-354ギャスパー・ウリエル。カレの演技が楽しみでしたが、ムラサキ夫人の登場にも期待が高まりますー。v-353

『青ひげ』さん、私もジャンヌ・ダルクをお勉強するまでついぞ知りませんでした。 100年も戦争やってると誰でも頭がおかしくなっちゃうのかも。。。
ジャンヌについては、ジャン・アヌイの『ひばり(L'alouette)』が詳しいです。コレ読んで、また彼女への印象が変わりました。・・・聖女か、ただの狂人か・・・はたまた思い込みの激しい少女?v-393 うーむ。とってもビミョウな感じです。
蜷川幸雄演出、松たかジャンヌで舞台化もされてますので、やよいさんもよろしければご覧くださいませーv-222
【2007/08/21 22:45】 URL | 小桃 #S7DRU.KM[ 編集]
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あのまぶしい太陽がなつかしい。
暑い風がなつかしい。
この映画を観たせいか、
台湾熱にうかされてます。
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今年は台湾へ行きたいなー♪
 
どっぷりASIAに、ちょっぴりFRANCE。
くるくるキョロキョロ
いろんなことに興味深々。
気ままにいろいろ書いてます。
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