しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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知らざあ言って聞かせやしょう
 東京浅草隅田川
 海を渡ってニューヨーク
 果ては遠きベルリンまで
 昨日は東、今日は西
 つかの間のお江戸トリップ芝居小屋
 平成中村座たァ、ここのこと。
 
 しっかり見知ってもらいやしょう。
 
 白浪ばりの口上でいっぱしに書いてしまいましたが、
 あの平成中村座が大阪に帰ってきてくれましたー
 しかも今回の公演は、in 大阪城 西の丸庭園
 浪花の夢な大阪城天守閣を真正面に見上げることができる絶好のロケーションで開催です。
 かつてないほどのテンションで挑んだチケット戦は、かつてないほど散々で・・・
 希望の席が瞬殺だったり、昼と夜の部取り違えちゃう事件も勃発!
 組織の中では、”ナカムラヤパニック”として伝説になりそうな勢いです。
 やっと行ける♪と喜んだ初日も、大阪は雨モヨウ・・・
 勘三郎さんへの道はとても険しく遠かった―
 わけなのですが、その分、めいっぱいはっちゃけて盛り上がってカンゲキしてきましたよー
 2ヶ月間の公演メニューがどれもこれも魅力的で、悩みに悩んだ大阪平成中村座
 
 10月はどの作品も劇場で観たことのない、夜の部を↑右から順に観ることにいたしました
 
 ざーざー降りのの音が聞こえてくる中、夜の部が開演
 まずは名作 『俊寛』の幕が開きますー
 時は平家全盛時代。
 平家討伐の企て(鹿ケ谷の陰謀)が発覚し、俊寛僧都中村勘三郎丹波少将成経中村萬太郎平判官康頼は、鬼界ヶ島に流罪となってしまう。
 島での寂しい日々も、地元の海女 千鳥坂東新悟に成経が恋をし結ばれたことで、すこし癒されそうなそんな矢先・・・都から迎えの船がついにきて。。。
 都からの使者は、職務に忠実なガンコ者の瀬尾太郎兼康坂東彌十郎と、ちょっとオトナなとりなしができる丹左衛門尉基康中村勘太郎
 タイプまったく正反対の二人を相手に、3人は千鳥と共に都へ帰れるよう押し問答を始めます。
 そこへ思わぬ事件が起こり・・・
 浮世の船には望みなし
 サ、さあ聞き分けてのってくれのってくれ、乗ってくれいやい。
 自分を押し殺し、この世での幸福をすべてあきらめ、決断する俊寛。
 とはいえ、一人離れ小島に残されるのはやはり淋しく悲しい。
 強い意志と悲哀が入り混じった表情を見せながら、去り行く船に向かって大声で叫ぶ姿が感動的です
 勘三郎さんの熱演が本当にすばらしく・・・思わず「はーい」と手を振りそうになりました 
 表情だけでこんなに伝わるなんて、すごい!
 この先、これ以上の『俊寛』に出会えるのかな?と思えるくらいインパクトのある舞台でした。 
 
 冒頭からものすごいテンションで明けた、大阪平成中村座 十月大歌舞伎☆ 
 お芝居に夢中になってる間に雨は止み、お次は新作舞踊劇 『太閤桜』
 チョンパで明けた舞台は、一面の醍醐寺 太閤さまのお花見御幸。
 その後もチョンパが立て続けに続き、ラストはびっくり演出が
 みなさまぜひ、ひっくり返って驚いてきてください。
 
 そしてそして待ってました!
 「知らざあ言って聞かせやしょう。」のセリフが思い出す度トリ肌ものにカッコイイ
 七之助弁天小僧 
弁天娘 男女白浪』
 白浪は、盗賊のこと。
 中国 後漢時代に略奪を働いた”白波族”から名付けられたそうです。

 首領 日本駄衛門中村橋之助はじめ、弁天小僧中村七之助南郷力丸中村勘太郎赤星十三郎中村萬太郎)忠信利平中村獅童で、白浪ファイブ
 一人ずつ花道で見得を切り、傘をさして勢揃いするファイブ。
 稲瀬川に揃いぶみする場面は圧巻のきらびやかさで、これぞ歌舞伎!という感じ。
 捕り手に囲まれ緊張の中でも、優雅に自己紹介しちゃう有名な白浪ファイブなのですが、その長ぜりふさえ語呂満載で耳に楽しい♪
 視覚から聴覚から満喫できる名シーンなんですよー。
 
 白浪ファイブ。 今回の主役は、弁天小僧七之助
 武家のお嬢様に変装し、同じくファイブの南郷力丸をお供に見立てて呉服店 浜松屋へやってきます。
 そこで万引きまがいの行為をし、店中から袋だたきに・・・
 これから嫁ぐ。という設定の弁天娘のキレイなお顔に傷がついてしまいます。
 南郷はこれをネタに浜松屋の主人をゆすり、たかり、百両の金を出させようとしますが、奥から一人の武士がやって来て、弁天娘が”小僧”であることを見破る―
 ―と
 ここで「知らざあ言って聞かせやしょう。」が出てくるわけです。
 この七之助が最高にカッコイイ
 女形がカワイイ。と思ったことはあったけど、カッコイイ!ははじめてぢゃないかな。
 若衆の美人局(つつもたせ)という役が、こんなにハマる役者というのもそうそういないと思います
 窮屈だ窮屈だ。と言って、振袖の着物をはだけ大あぐら
 肩の彫り物をチラつかせながら、開き直っちゃう弁天小僧と南郷がある意味スゴイ
 ここまで堂々とされたら、悪いことした人に見えないから不思議ですね。 
 正体がバレちゃったらしょうがない、それじゃあ膏薬代にすこし金をもらおうか。
 わりとセコいオチに見えますが、実はこれもファイブの芝居の内
 正体を見破った武士こそ、何をかくそうファイブのドン 日本駄衛門だったという・・・
 そうとも知らず、彼をうっかり信用してしまった浜松屋が、後に押し込みに遭ったことは言うまでもありません。。。
 
 今回はそこまで演らず、弁天小僧と南郷がケロリと開き直って帰ってゆくまでを描いています。
 帰る道すがら、浜松屋で百両もだまし取ろうとしたワルとは思えない、微笑ましい遊びがいきなり行われるのが楽しいです♪
 その遊びというのが・・・坊主持ち 
 変装していたもんだから、お嬢様用振袖やお供の刀やらで荷物がやたら重たい二人。
 ということで、坊主が通ったら荷物持ちを交代する。というプチゲームを始めるんです。
 ご兄弟ということもあって、息もピッタリ☆ 本当に笑っちゃいましたー
 
 中村座のお芝居って、とりわけチームワークの良さを感じるんですよね。
 ワタシはそこがだいすきです
 観客の一体感もものすごくあって、初日のラスト
は小屋中がスタンディングオベーションでえらい騒ぎになってましたー
 
勘三郎さんがテレながら、奥から出てこられ・・・
 
「これから2ヶ月間、どうぞよろしくおねがいします。」とごあいさつされてましたヨ。
 こんなにスゴイお芝居が、毎日毎夜ココ大阪でかかっているなんて本当にウソみたい!
 十月公演はまだなんとか残席があるようなので、気になってしかたなくなっちゃった方はぜひぜひ観てきてくださいませね
 
 公式サイト:大阪平成中村座(十月大歌舞伎)
 
 お次は11月。
 はじめての『法界坊』 いってきまーす
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【2010/10/05 23:27】 | カンゲキ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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暑い風がなつかしい。
この映画を観たせいか、
台湾熱にうかされてます。
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今年は台湾へ行きたいなー♪
 
どっぷりASIAに、ちょっぴりFRANCE。
くるくるキョロキョロ
いろんなことに興味深々。
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