しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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宙飛ぶタダノブ
 坂東玉三郎
 市川海老蔵
 しかも、@”義経千本桜”ときたら、観ないはずはありませぬ。
 
 「行くっ!」と即答してチケットをお願いしたのはいいけれど、数回目の千本桜だからか、予習も情報も仕入れることなく、あっ・・・という間にカンゲキ日を迎えてしまいました。
 お席に向かう道すがら、天井に吊られたワイヤーに気づき、今さらビックリ
 忠信狐 飛ぶんかい! と。
 開演直前に、一気にテンション上がっていたワタシです
 
 すっかり見落としていた
 市川海老蔵 宙乗り狐六法相勤申し候 とっておきの「四の切」
 
 九月大歌舞伎 「通し狂言 義経千本桜」
 
 なんでもロンドンローマの凱旋公演だそうな♪
 飛ぶ タダノブ
 京都 南座にて、満喫してまいりましたー
 私たちがカンゲキしたのは、大詰に向かう夜の部
 兄 頼朝に追われ、都落ちした源義経の姿を、桜まっさかりの吉野山まで追っかけるという場面です。
 
 まずは、「木の実」「すし屋」
 
 
 
 平清盛のことはとかくなんでも悪者扱いしてくるくせに、没落した平家の姿にはここでもやたら同情的っていうお話。
 
 すし屋に匿われている、平維盛(平重盛の子)をめぐり、物語が展開されます。
 
 
 
 
 すし屋の奉公人 弥助として、ひっそり生きのびていた維盛。
 娘の お里に気に入られ、あげく夫婦に?! という矢先、夫(維盛)を訪ね逃げてきた、若葉内侍&子 六代君が一夜の宿を頼みにきて、偶然&感動の再会
 弥助もとい、維盛の素性を知ったお里は、すべてをあきらめる決心をするのです。。。
 
 ↑メロドラマのそのすこし前・・・
 すし屋の放蕩息子で、勘当されている いがみの権太(海老蔵)が登場~
 父親が留守なのをいいことに、母親からお金をだまし取るものの、そこへ父 弥左衛門がひょっこり帰ってきたからタイヘンテェヘン!!
 お金の上に座って動かずケロッとした顔で挨拶しようか? 着物の中に隠そうか??
 思案した末、商う釣瓶鮨の鮨桶の一つに隠して、自らは奥に身を隠します。
 この物語、キーとなるのはこの”鮨桶”
 このあと、弥左衛門も持ち帰った意外なものを、権太同様 鮨桶に隠す・・・
 ハイ。お察しの通り、この2つの鮨桶、取りちがえられてしまうのですフフ
 そんなすし屋へ、弥助があやしい。とにらんだ、鎌倉方の梶原平三景時が詮議にやってくるとの知らせが入り― 
 維盛一家の大ピンチを前に、かつてのご恩返しのため彼らを救う手を考えた 弥左衛門
 褒美のお金がめっちゃほしい いがみの権太
 こっそり平家にあまい、梶原の思惑をよそに、大ドンデンに次ぐドンデン返し
 「すし屋」は衝撃的な展開をみせますよー♪
 
 「すし屋」が好きすぎて、ずいぶん長くなってきてますが・・・
 ここでようやく、忠信狐のお話へ
 ラストを飾るのは、あまりにも有名な四の切
 「川連法眼館(かわづらほうがんやかた)「蔵王堂」
 話はぐるんと冒頭に戻り、義経を追う 静御前(玉三郎)がお供の佐藤忠信(海老蔵)を連れて、ようやく吉野の川連館へたどり着き、二人が再会するというお話です。
 でも実は、義経&静のことはメインではありません。
 主役はあくまで、タダノブ 海老蔵
 実はずっと吉野で義経の側に仕えていた、佐藤忠信
 そこへ静御前と共に、もう一人の佐藤忠信が現れた?!
 いったいどっちがホンモノなの?
 と。そこで・・・
 静御前がぽぽん。
 拝領した初音の鼓を一度打つと、きゅーーーーん。
 ・・・なんだかうち萎え、おとなしくなるお供のタダノブ。
 
 実は、静御前のお供をしてきたのは、その鼓に用いられた狐の子だったのです。
 ひたすら親狐を慕う狐の姿に、現在の自分の姿を重ね、感じ入った義経は源九郎の名とともに、初音の鼓を贈り与えます。
 うれしー うれしー
 とよろこび、跳ねまわるタダノブ狐
 舞台狭しと駆け回り、あちらから こちらから 神出鬼没の登場で観客をわかせます。
 さらに今回の公演は、宙乗り狐六法”までアリってことで、
 
 タダノブ狐が、3階席まで飛んできたー
 
 六法飛びだけあって、上がって下がってまた上がり
 ぴょんぴょん飛びながらの宙乗りは、これまで観た狐の姿と一味ちがい圧巻でした!
 
 これまで何度も観てきた作品なはずなのに、海老蔵の狐の姿は一段とチャーミングで、楽しさ倍増
 「うれしーなァ」 (・・・って、これではバカ殿さまなのですが。笑)等 のセリフのおしまいの音が、ながーくのびる”狐ことば”の使い方が、めっちゃ・・・オモロかったです。
 インタビューで、「狐の気持ちを尊重した上で練り上げられている、澤瀉屋の型を守る。」と語っていた彼ですが、各々の型によってこんなに印象がちがうとは新発見でしたね。
 いやはや―ほんまにたのしかったっ
 
 印象といえば、
 ”市川海老蔵 忠信・知盛・権太 三役相勤め申し候
 と銘打ったこの公演、それぞれの役を海老蔵がどう演じ分けるのかにも注目でした。
  
 私が観た夜の部では、「すし屋」の権太。 そして忠信を演じた海老蔵。
 いつもより8割増してカッコイイ 着流し権太も新鮮でしたが、その直後、180度ちがうキャラになりきり、独特の狐ことば&狐手全開で跳ね回る忠信をこなしてのけた海老蔵の底知れぬパワーに驚きました!
 大詰めの「蔵王堂」での立ち回りも、めっちゃカッコイイ
 
 最後の最後まで、海老蔵づくしで幕となる、本当にぜいたくな公演でした。
 
 受け継がれてゆく伝統芸能さすが!何度くり返し観てみても、同じものなど絶対ない。
 舞台って、やっぱり一期一会なんですねー。
 これからもいろんなものに出会っていきたいな
 ってことで、小桃 秋のカンゲキ月間はバリエーション豊かにつづきますー
 よかったらまた読んでやってくださいませ。
 
 ちなみに今回の京都南座公演はコチラ
 
 九月大歌舞伎 「通し狂言 義経千本桜」
 
 凱旋&TV効果+新婚効果でチケットがほとんど残ってないみたいですが、9/27が千秋楽です。 機会があれば、宙飛ぶタダノブに会いにぜひお出かけを。
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【2010/09/09 23:02】 | カンゲキ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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暑い風がなつかしい。
この映画を観たせいか、
台湾熱にうかされてます。
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今年は台湾へ行きたいなー♪
 
どっぷりASIAに、ちょっぴりFRANCE。
くるくるキョロキョロ
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