しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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なんてお気楽ブルジョワジー
 最近、伝記もの連発で食傷気味なのですが、久々におフランスものを観てきました
 『モリエール 恋こそ喜劇
 
 
 セザールも獲れなかった作品だけど、
 フランス人間の評判もふるわないけど、でもでもやっぱり
 
 ロマン・デュリス 主演 ていうのは、魅力的
 
 誰が言ったか、フランスのジョニー・デップ (爆笑)
 ロマン・デュリスが演じる、超・喜劇作家 モリエール
 伝記中空白の数ヶ月に隠されていた、名作のエッセンスを拾い集めつつ、
 若きモリエールの葛藤を想像して楽しんでしまいましょう。
 小さい頃に読んでなければ、私の初モリエールは
 『町人貴族(Le Bourgeois Gentilhomme)たぶんコレ
 短い文を読めるようになった頃、先生が抜粋を見せてくれたのがきっかけでした。
 とかく人を笑わせるのはムヅカシイ
 もしかしたら喜劇って、悲劇を作るより難しい作業なんぢゃないか?
 ―と大阪人なんかは思ってしまうのですが、外国語をかいつまんだら・・・さっぱりで。
 はじめはクス。とも誰も笑えませんでした。ハハハ
 でもちゃんと読み込んでみると、こんなおかしい劇はなく、時間かかりましたが大爆笑
 国を越え、時を経て、現在も尚 通用しうる強力な作家なのです。
 モリエールという人は。
 
 この映画は、モリエール作品を読んでみたくさせるエッセンスいっぱいで困りもの。
 はじめに触れた 『町人貴族』の、洗練されてるようにもがく町人貴族のさまは滑稽だし、
 ペテン師と知らず、屋敷に居候させてるタルチュフのお話もちゃんと残っていたりする。

 
 有名な『人間ぎらい』は、世間知らずな青年貴族が主役というのを別にすれば、コケットな未亡人 セリメーヌリュディヴィーヌ・サニエに恋してしまう、あはれなジュルダンファブリス・ルキーニまんまなストーリー。
 
 
 ここまできたら、何度も上演されている名作 『守銭奴』も気になるところです。
 
 神話や歴史上のヒーローを演じたものを、”悲劇”とするなら、
 モリエール版 ”喜劇”の主役は彼が目の当たりにしてきた愚かな貴族

 
 ダンスに絵のレッスン。ティー・タイム。
 フェンシングに乗馬、狩りなんかをかじり、
 自分の肖像画をうっとり描かせてみたり。
 +毎夜の舞踏会三昧
 
 
 
 好き放題やっといた挙句、悩みの種は・・・
 「あーたいくつ。なんか、おもしろいことないかしらん?」
 ・・・って、お前らほんま ヒマすぎやろ
 これを大真面目にこなしているから、貴族って超級・お気楽ブルジョワジー
 そんなアホな生活を支え、働き続けてきた庶民が怒りのレボリューションを起こす―
 というのは、後からみれば当然のことなのですが、貴族たちはそんなこと気づきもせずにずっとのらりくらりやってきたわけですプププ
 
  (AlloCiné)
 駆け出しの役者だったモリエールから見てみれば、貴族社会こそまさに喜劇舞台
 彼はホントに見たままの彼らの姿を演じてみせただけなのかもしれません。
 それが当時の厳しい検閲をくぐりぬけ、自分のことだとも知らない貴族、はたまた国王をも虜にするおもしろい演劇に仕上がってってしまった。
 モリエールにとって、こんな愉快な”喜劇”はなかったんぢゃないかな。
 なんて思うけど、同時に一歩まちがえれば、超・摘発されててヤバかったわけで。。。
 映画のセリフにもあった通り、「悲劇と喜劇は紙一重」
 笑えないシチュエーションにこそ、最大のおかしみも潜んでいるはずなのです。
 それを見事探し出し困難を潜り抜け、この世に作り出したモリエールはやはり偉大
 ということで、読んでみようか、あらためて(ニホンゴで。笑) と思っていたりしています。
 
 貴族社会全盛期のカレらをのぞいてみたい方
 ワタシのようにモリエール作品をかいつまんで知りたい方にも、オススメですよ。
 
 公式サイト:『モリエール 恋こそ喜劇』
 
 個人的には、ロマン・デュリス X 名優ファブリス・ルキーニの絡みが最高っ
 ストーリーのみならず、キャスティングの豪華さにも注目してみてくださいませ
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【2010/07/19 19:59】 | cinema | トラックバック(0) | コメント(0) |
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この映画を観たせいか、
台湾熱にうかされてます。
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どっぷりASIAに、ちょっぴりFRANCE。
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