しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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狂った家族
 『王妃マルゴ』
            
 フランスの文豪 アレクサンドル・デュマが描いた、16世紀のフランス宮廷物語353
 きらびやかな世界の陰で、ひっそりうごめく陰謀を。
 絶世の王妃 マルグリットをめぐり、繰り広げられる愛憎劇を。
 宗教戦争吹き荒れる激動の歴史と共に描ききった傑作 今 再び読んでます。
 
 もう10年以上昔のことになりますが、巨匠パトリス・シェローが映画化もなさってて、
      アジャーニ=マルゴ176に、アンリ=オートゥイユ219  
     

 絶妙の演技をみせた完全なりきり シャルル9世 ことジャン・ユーグ・アングラード237
     

      ふわふわヘア(ありし日)ヴァンサン・ペレーズ(笑)
     

 最近、ショパンになってたパスカル・グレゴリー=アンジュー
 時を経て尚おののくキャスティングにもビックリですが、この話、歴史のうしろに隠されたとあるファミリーの関係を紐解き観れば、またひときわ楽しかったりしてー
 フランス史上最も狂った家族とも言われているヴァロワな面々。
 カトリック VS プロテスタントをめぐる宗教戦争の概要は、以前コチラでも書いていたのでおいときまして。 今度はキャラ目線で追ってみたいと思いますー。
 
 ヴァロワを最後に牛耳っていたのは、155イタリアから嫁いで来られたこのお方。
           カトリーヌ・ド・メディシス(カトリン)
 フランス王 アンリ2世に嫁いだものの、やれ余所者。 銀行家の娘403とののしられ・・・
 20も年増の愛人 ディアンヌ・ド・ポワチエに負けっぱなしの悲しく辛い結婚生活。
 しかしアンリがノストラダムスの予言通り急死した途端、彼女の手腕が発揮されるのです220
 
 
  

 「フランス宮廷を訪れたのなら、
 ぜひこの美しさを見て帰りたい。」
 
 とまで謳われた、
 156絶世の美女 マルグリットマルゴ
 アランソン公・・・etc
 短すぎる結婚生活の間に、
 7人もの子供を授かっていたカトリン91
   
 とりわけお気に入りだったのが・・・
  
      シャルル9世           と      アンジュー公(後のアンリ3世
 精神薄弱でなんでも言うとおりになるカワイイ息子       めっちゃ男前だったアンジュー
 だったよう。 
 母?とかそんなことはそっちのけで、もちろんお手はつけている?!12
 モウレツ愛を持って、愛息子をフランスの玉座に据えるよう、画策を始めます。
 
 たとえば・・・
 聖バルテルミーの惨劇はじめ、プロテスタントを追い落とそうと仏全土に戦の烽火を上げる。
     (AlloCiné)
 そのウラで、選りすぐりの美女を選抜360
 特別遊撃隊エスカドロン・ヴォラン)を組織し、敵方:ナヴァール王アンリ(後のアンリ4世を篭絡したりもしてたそう。 小説にも登場する ソーヴ夫人は、実在の人物で、その美女スパイ団の中でも最優秀のスパイだったみたいです。
 
 夫亡き後、フランスをヴァロワ家を思いのままに操っていたカトリン221
 そんなワンマン母の下で、フツウの家族生活なんて望めなかったヴァロワの子供たちは、美しいマルゴを前に、兄弟総出近親ソウカンみたいなカンケイになってしまったりしてたトカ。。。
 それが原因で、マルゴは娼婦のように奔放な性生活を送るはめになったそうな・・・230
 劇中でもなんとも怪しい空気がこの家族を取り巻いているのですが、それも納得のドロドロさですー。355
 
 
 
 そんな”狂った家族” ヴァロワ家にお婿入りしてしまった
 新教徒のナヴァール王アンリ
 
 彼だけは唯一マトモ(?)なひとだった。
 何度占ってみても
 王になるのは最愛の息子たちではなく、
 アンリの大逆転即位360
 
 その運命を覆すため、カトリンは一策を講じる―
 狩猟に行く前のナヴァール王アンリの部屋に、
 アンリの苦手なタカ狩りの本をこれみよがしに置いてみた。(毒付で356
 しめしめしめ。
 狩りの帰りを楽しみに待っていたら、真っ青な顔で帰ってきたのは、
 ・・・可愛い息子 シャルル!!!405
 偶然アンリの居室を通りかかり、ホントに偶然 大好きな狩猟の稀本を手にしたシャルルは、まさに読んで字のごとく、母の仕掛けた毒本をなめるように、むさぼり読んじゃったのでした― 12
 
 (この逸話はデュマのフィクションだけど・・・)
 余計なことをしたせいで、大事なシャルルを亡くしたカトリン。
 しかし暗躍のかいあって、最愛の息子 アンジューことアンリ3世が次の玉座につくー433
 キアヌ・○ーブスを思い起こさせるカッコイイ王にわくフランス353
 ですが、この王―ホモセクシュアルさんだったという。390
 ミニヨンと呼ばれるお小姓を山ほど周りにはべらせて、オシャレにばかり気をつかい、あまり政治は行わなかったアンリさん356
 過激化する宗教戦争の渦に見事に巻き込まれ、熱狂的なカトリック信者に結局 暗殺されてしまいます。
 当時王宮だったルーヴル宮はフランクに市民と王が謁見を許されたので、わりとたやすく王と対面できた犯人。 おトイレ中に謁見してたアンリ3世をグサリと殺った。。。トカ。
 オシャレさんも形無しの最期也。
 
 時に地味に(笑)弟のアランソン公はこの世に亡く―
 継いで王位についたのは、ヴァロワの次点家 ブルボン家の継承者
 ナヴァール王がアンリ4世として即位。
 予言どおりヴァロワ王朝は終わりを迎え、ここから楽しきブルボン王朝が始まるのです。
 
 そういえば、美しき王妃マルゴはどうなったかというと・・・
 ナヴァール王アンリとは―離婚
 幽閉生活中も城の司令官、馬丁にコック、果ては鍋屋の息子とカンケイを持ち、62歳でこの世を去るまで353現役353を保ち続けたそうな。
 
 ゆがんだ愛情が育んぢゃった、とんでもキャラ・ファミリー ヴァロワな物語。
 人形劇『三銃士』にわくその前に、みなさまも一度読んで観てくださいませー356
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【2009/12/05 23:56】 | フランスいろいろ | トラックバック(0) | コメント(6) |
<<帰ってきたトレヂャー・ハンター | ホーム | 冬がはじまるよ>>
コメント
ヨーロッパの王宮はいろいろドロドロしていそうですね。

小桃さんの楽しくわかりやすい「王妃マルゴ」
私は名前しか知らなかったので興味深かったです。

フランスの歴史とかナポレオンくらいしか知らない勢いなのでw
お恥ずかしいデス。。。
【2009/12/06 10:24】 URL | heidi #x5iox0RQ[ 編集]
☆heidiさん
新譜のNEWSが入ってくると、またまた中華一色に染まりそうなので、
今のうちにフラ色入れてみましたi-229
読んでくださって、ありがとうございますーi-176
> ドロドロ
はい。していますよ、とってもv-237
原作を読んだのは最近ですが、昔観た映画の方もすごく印象的で、
10年経た今でも覚えている名作です。
史実に基づいたストーリー構成のおもしろさはもちろんですが、映像美もものすごいv-353
今思えば、夢のようなキャスティングで撮られた一作ですので、
興味を持たれたらheidiさんもぜひどうぞv-222
たまにはおフラもよいと思いますよ~♪
【2009/12/07 00:49】 URL | 小桃 #S7DRU.KM[ 編集]
おっ、以前言っておられたヴァロワ家ですね!
めっちゃおもしろそう!!
わたしも浸かってみたいですが、その前に宿題が山のよう・・・
2010年最初の課題にしたいと思います♪(またハマったらどうしよう)
【2009/12/07 21:13】 URL | きの子 #-[ 編集]
☆きの子さん
めっちゃオモロイですーv-411
今、志真ちゃんが映画を観てはるんで、返ってきたらお貸ししますよ♪
ジャン・ユーグ・アングラードのシャルルぶりが最高v-238
なのでよかったらハマってみてねーv-222
【2009/12/08 19:46】 URL | 小桃 #S7DRU.KM[ 編集]
お久しぶりです。王妃マルゴ、もちろん、昔みました~ 豪華な俳優陣。しかし、すっかり忘れていたので、なるほど~と小桃解説に唸りました。さすがです。
また見返したいなぁ・・・・ といっても、今はなかなかビデオ借りてくる余裕もなく、テレビドラマをちょこちょこ見られるくらいが精一杯。
そうそう、真田にはまったのですかっ。ふふっ。わたしもむかーし、あれは中学のころかしらん。真田太平記などにはまり、新田次郎よみました。同じ長野人として、したたかにねばり強く生き続けた真田一家の話は本当に面白いですよね。しのびもいっぱい出てくるし。
小桃さんのはまりっぷり、伺いたいわ。
【2009/12/15 20:34】 URL | やよい #-[ 編集]
☆やよいさん
おひさしぶりですーv-238
ヴァロワ~真田まで・・・
やよいさんとのシンクロはまだまだ続く~♪
新田さんてどなたさんですか???i-229
やよいさんが推すひとならば気になるなー。
これからもどうぞいろいろご教授くださいませ。
『王妃マルゴ』は映画は見てたものの、原作にも手を出しまして。。。
絶版になっていた鹿島茂先生の訳本を読んでみました。
そしたらこぼれ話ウラ話満載で、またまたきゃーv-433っと盛り上がり、このザマです。笑
やよいさんにもぜひ読んでほしいご本です。お時間あればヴァロワも振り返りみてみてください。
真田はカッコイイよ。とは聞いてましたが、お父さん・お兄ちゃんまでカッコイイv-360
しのびのお話も実ははじめてなので、ハマってますー。
フラ王朝をさまよったり、戦国モエしてみたり、今はちょっとオーストリアもかじってる・・・
あっちへこっちへ手を出してしまう好奇心旺盛なB型小桃ですが、
また遊びにきてくださいねー。
【2009/12/15 21:03】 URL | 小桃 #S7DRU.KM[ 編集]
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暑い風がなつかしい。
この映画を観たせいか、
台湾熱にうかされてます。
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どっぷりASIAに、ちょっぴりFRANCE。
くるくるキョロキョロ
いろんなことに興味深々。
気ままにいろいろ書いてます。
よろしければおつきあいくださいませ。

基本的にはLinkフリー☆
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