しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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カリスマの最期
 20世紀最大のカリスマ チェ・ゲバラ
 
 154フィッツパトリックのTシャツくらいしか知らなかった彼のこと。
 ちゃんと知りたい。
 そう思ったのは、ガエルくん目当てで観た
 『モーターサイクル・ダイアリーズ』がはじまりでした。  

 
 中古バイクで
 南米大陸を縦断する若き日のチェの姿。
 
 あの時、
 彼には医師としての未来が
 目の前に開けていたはずだった。
 
 
 
 
 しかし。。。
 広い世界を知り、大国支配の中、
 苦しい生活を強いられている人々の実情を目にした瞬間、チェの中で何かが変わる。
 CHENGE THE WORLD
 世界を変えようとした一人の男の物語、二部作で観てきました。
 
 ―ジョン・レノン「あの頃、世界で一番かっこいい男だった」と言っていた。
 ―サルトル「20世紀で最も完璧な人間」と評され、
 ―ジョニー・デップは、彼が刻印されたペンダントを肌身離さず身につけているという。
 永遠にして最高の正義のアイコン チェ・ゲバラ
 医師であり、旅人であり、詩人である一人の革命家がこれほどまでに愛される理由・・・
 それを探す旅についに出かけてみることに・・・

 まずは前編「28歳の革命」
 ゲリラ戦士としての旅立ち。
 そしてキューバ革命成功までの若きゲバラの日々を追いかけます。
 ここで感じたのは、
 チェ・ゲバラというひとの大いなる愛情176
 ゲリラのリーダーというと、どこかおっかない。ストイックな人物を想像してしまうものですが、ゲバラはまったく違ったイメージでした。
 組織の中で、絶対的な指導力を発揮するリーダーであることはもちろん。 その一方で、部下や農民にもキチンと礼を尽くす魅力的なひとで、年寄り、女性、子供、それから医師らしく病人たちへの思いやりをどんな時も忘れない。そんなひと。 
 監督を務めたソダーバーグは、リサーチにリサーチを重ね、できるだけ真実の彼の姿を描くことにこだわったそうです。
 過酷さと極度の緊張を伴うゲリラ戦の最中でも、そういうあたたかさを忘れないリーダーってそうそういないはず。 ゲバラが現在も称えられ止まないのは、キューバ革命を成功に導いた英雄だからではなく、その人柄にあるのかもしれませんね。  
  
 フィデル・カストロと共に、
 キューバ革命を成し遂げた・・・その6年後。
 かつての盟友 カストロへ一通の手紙を残し、その要職も市民権も家族すら捨て旅立ったゲバラはコンゴへ発つ。 そして終焉の地 ボリビアにたどり着いた。
 後編「39歳別れの手紙」では、新たに指導した革命闘争の苦難に満ちた実情と、その果ての若き死を描き出しています。

 この世界の他の土地で、
 私のささやかな努力が求められている。
 
 キューバの指導者として責任があるために
 君には許されないことが、私にはできる。  
 ―別れのときが来たのだ。
 
 なんてなんてカッコイイのー!!!10
 ただそう感じてしまったけれど、結局大国の援助を得るしかなかったキューバ カストロ政権がソ連へ傾倒していったという背景があり、そこでも尚、糾弾の手を緩めなかったゲバラに居場所がなくなった― 映画では描かれていないですけど、そんな事実があるようです。
 
 カストロが手紙を公的に公開したことにより、キューバに帰ることも叶わなくなったゲバラ。
 ただただ真摯にまっすぐに。 圧制と貧窮にあえぐ人々を救うため、政府打倒を目指し、ゲリラ活動を再開します。220
 が。・・・しかし
 共闘予定だったボリビア共産党からの支援をついに絶たれたゲバラたち。
 農地改革直後の民衆の支持すら得られず弱体化。 ついにゲバラは政府軍の手におちる・・・
 
 カストロが優雅にランチを楽しんでいる時、
 君はこんなところでまだゲリラ戦の中にいる。 どんな気分だ?
 
 兵士がゲバラを挑発するシーンに胸が痛みます。
 しかし彼はけしてひるまなかった。 最期の瞬間まで前を見て、こう言ったのだそう。
 「恐れるな。撃て!と。
 1967年10月9日 ゲバラがボリビア軍とCIAによって殺害される。 享年 39歳。
 
 かたや、フィデル・カストロは79歳。
 現在も尚、キューバ最高権力者として君臨し続けている。
 カストロはこの作品をどう観るのだろう?
 キューバ革命成立50周年記念 ハバナ映画祭への出品も決定している本作。
 その日がすこしコワイ。 そんな気もしています。。。
 
 ソダーバーグは、はじめゲバラの最期のシーン。つまりこの後半部だけを映画化しようとしていたのだトカ。 後で付け足されることになった前半は、なるほど伝記色が濃く、ソダーバーグらしさというのは薄いです。
 でもでもでも。 この最期のシーン・・・カメラはゲバラの目線で物語ってくる。。。
 英雄、カリスマと称えられた男が最期に目にしたもの。心で感じていたこと。
 生涯を革命に捧げたゲバラの生き様を想い、また自分の人生をもふり返る。
 自分にはまだ、これほどまでの ジョウネツ ガ ノコッテイルダロウカ? と考えさせられるようなそんなシーン。 4時間半もの作品中、この最期のシーンが私にはとりわけ印象的でした。 
 
 正義の見えない今の時代、
 正しく人々を導くことは'60年代よりずっと難しいことなのかもしれない。
 そんな時代だからこそつくられた映画 『CHE』360
 主演でチェを演じたベニチオ・デル・トロはこう告げている。
 この映画は一大エンターテイメントではない。 でも”伝えるべき”ものが確かにある。
 ゲバラからの真実のメッセージ、映画を通し、この機会に受け取ってみてください。222
 
 公式サイト: 『★CHEチェ 28歳の革命 39歳 別れの手紙』
 
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【2009/02/18 23:28】 | cinema | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
きゃおー、小桃さん。チェ、見に行こうと思いつつ、なんだかんだ見逃してきてしまってたら、もう上映も制限枠に・・・・・
これはビデオ待ちか???
しかし、絶対見ますよーーー。チェ好きなうちの夫に、この素敵な小桃解説を朗読して聞かせました。 男性って、本当にチェ好きな人多いですよね~ ああっ、日本の政界にも「チェ」を投入したい~ 
素敵な解説ありがとうございました。
見た折には、必ずや報告します~
【2009/02/19 21:37】 URL | やよい #-[ 編集]
☆やよいさん
台湾のほんわかモードから一転。
頭をガツン!と殴られたかのような作品でした。
私はホントにゲバラについて無知だったので、今回お勉強するキッカケになってよかったです。
よかったです。 ゲバラというひとを知れて、ホントウにi-176
ゲバラ知りたてほやほやのまま書いたつたないレポ、ダンナさまは・・・ダイジョウブだったのでしょうか?!i-230
まちがいあれば、ぜひご指摘いただきたいです!
もっと知りたい。ゲバラのことをーv-220
やよいさんとゲバラを深め合う日を楽しみに待ってますー♪
> 日本の政界にも「チェ」を投入したい~
わぉ!コレ、私も観ながらずっと思っておりました。
今の時代だからこそ、つくられた作品なのかもしれませんね。
【2009/02/20 09:20】 URL | 小桃 #S7DRU.KM[ 編集]
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あのまぶしい太陽がなつかしい。
暑い風がなつかしい。
この映画を観たせいか、
台湾熱にうかされてます。
ヨーロッパはどこへやら?(笑)
今年は台湾へ行きたいなー♪
 
どっぷりASIAに、ちょっぴりFRANCE。
くるくるキョロキョロ
いろんなことに興味深々。
気ままにいろいろ書いてます。
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その際はぜひコメント残してくださいね。

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