しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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鬼づくし
 今年の紅葉狩は、職場ので済ませてしまったワケなのですが・・・356
 紅葉はもみぢでも、鬼女 紅葉34
 能「紅葉狩」を松羽目舞踊に仕立て上げた、
 新作舞踊劇『信濃路紅葉鬼揃(しなのじもみじのおにぞろい)
 これが観たくて、出かけてきました。 京の年中行事「吉例顔見世興行」  

 
 
 今年ははじめての初日観劇360
 
 モチロン、満員御礼の大賑わい。
 勘亭流のまねき文字さながらに
 場内はぎゅうぎゅうぎゅうデス355
 
 
 まねきが掲げられた京都 南座
 顔見世公演を終えれば、
 今年もいよいよ終わりなのですね・・・

 
 
 
 
 初鑑賞の『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
 『元禄忠臣蔵 大石最後の一日で、鬼平さながらの吉右衛門版 内蔵助にシビれた後、お待ちかね219
 『信濃路紅葉鬼揃』の幕が上がります。
 
 時雨をいそぐ もみぢ狩り 時雨をいそぐ もみぢ狩り 深き山路を 尋ねん
 美しい上臈とその侍女が登場。 もみぢ狩りの酒宴を開く。
 そこへ鹿狩りで山へやって来た平維茂市川海老蔵)。
 邪魔をせぬよう、従者を連れて脇を通り抜けようとする。
 ここでお会いするのも前世からの因縁。と酒宴へ誘う上臈。
 誘われるまま、維茂は宴の席へ着いてしまう。
 酒に。305
 また女の美に酔う 維茂。
 時は移ろい、月の光の中 女が舞えば・・・いつしか男は眠りの中。夢の中。
 夢ばし覚まし給ふなよ
 維茂が酔いつぶれたのを確認し、女たちは山の中へ隠れ入ってゆく。
 
 スースー寝入る維茂の元へ、使わされたのが、八幡山の山神片岡仁左衛門)。
 舞台に突如せり上がり、維茂にお告げを与えます。
 女たちに惑わされ、酔い伏してしまう体たらく。 あれこそ目指す鬼神ぞ。217
 山神は維茂に太刀を授け、鬼神退治せよ237と告げる。
 
 目を覚ました維茂が見たのは、天地鳴動のあやしい風景。76
 女たちは?と見回すと、山の影から出た出た出たわー405 本性を現した鬼女が!
 
 
 身の丈一丈、角は鋭く空を割き、眼はらんらんの恐ろしさ
 若者 海老蔵。 もとい維茂に襲いかかる女たち。
 前半、能部分の艶やかさとはうって変わり、歌舞伎ならでは”動”の立ち回りが目を引きます。
 
 それに一人立ち向かい、神刀をふるう維茂。
 たちまち鬼神を従え給ふ、威勢の程こそ恐ろしけれ
 維茂の勝利を称え、『信濃路紅葉鬼揃』は幕と相成ります。
 
 かなり有名な演目なのに、ちゃんと観たのは今回がはじめてかもの『紅葉狩』。
 前半と後半のテンポのチガイが楽しく、また華やかで、目にも楽しい舞台でございましたー218
 なんといっても、坂東玉三郎353
 玉さま演じる 鬼神 紅葉の存在感が、のっけから・・・ものすっごい
 キレイなんです。 艶やかなんです。
 が、しかし・・・・・・・・・・こわい。12
 鬼女たちの舞いも、美しい・・・・・・・のにブキミ。
 ただ立ってるだけで、あの迫力出せるのは、もはや玉さまだけかもしれません。
 その存在感にドキリ。とさせられっぱなしの一時間でした。
 
 そんなに恐ろしいとはいったいなんなのでしょう???
 この作品の元となった能 『紅葉狩』は、戸隠鬼女伝説から作り出されました。
 紅葉は若く美しい娘で、元は源氏の棟梁 源経基の側室だったそう。
 しかし寵愛を一身に受けたため、女たちに嫉妬され、ついに無実の罪で信濃国(戸隠)まで流されてしまう。
 都に戻ろうとする紅葉とその子 経若丸の動きが誤解を生み、帝は維茂軍を派遣。 紅葉は無念の死を遂げた―というのが、伝説上のお話です。
 紅葉のもつ怨み、辛み。 これはかなり深かったと思われます。
 女が怨みを持つと、途端”鬼”になるんですよ。230コワイねぇ。
 山に引きこもって暮らしていれば、妄想のクラブ活動もはなはだしきことこの上なし219
 そんな折、都から若い男がやって来る・・・
 『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』ジョイ・ウォンしかり、
 これが襲わずにいられましょうか?!なんていう事態なんです。きっと356
 退治される方にも、こうなってしまったいきさつがちゃんとあるんですね。
 
 鬼女と化した玉さまが、続いて挑まれたのは、『源氏物語』六條御息所353
 
 プレイボーイ 光の君(海老蔵)への想いをずっと引きずり、あげく生霊となりさまよい、彼の若い恋人を呪い殺す。というおそろしいお話でした。
 『信濃路紅葉鬼揃』の後に見たせいか、殺されてしまう夕顔よりも、想い切れないでさまよい歩く六條の方(玉三郎)に共感して観ていた次第229
 
 今年は計らずも、鬼づくしで暮れてゆきます。
 みなさまはどうご覧になられるのでしょう?
 京の年中行事「吉例顔見世興行」は、まだまだ2日目221
 よろしければ、鬼づくし。 歳の暮れに堪能するのもオツですよー♪
  
 松竹歌舞伎サイト: 吉例顔見世興行(東西合同歌舞伎)
 
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【2008/12/01 23:02】 | カンゲキ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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あのまぶしい太陽がなつかしい。
暑い風がなつかしい。
この映画を観たせいか、
台湾熱にうかされてます。
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今年は台湾へ行きたいなー♪
 
どっぷりASIAに、ちょっぴりFRANCE。
くるくるキョロキョロ
いろんなことに興味深々。
気ままにいろいろ書いてます。
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