しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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七つの夜を越えて
 ハセガワ キョウコ
 このひとの演技に魂を感じたことはこれまで一度も・・・ない
 とびっきり美人で、スタイルもよい。
 申し分ないルックスゆえ、まるでお人形さんを見ているかのように彼女を見ていたのかもしれない。
 
 その長谷川サンが一皮むけた。
 ケッコン。
 もその要因のひとつだったかもしれないけれど、今までにないホンモノの彼女をみせてくれた。
 
 河瀬直美監督が、故郷・奈良からタイへ飛び、撮り上げた最新作
 『七夜待(ななよまち)
 
 主人公 彩子が異国で過ごす七つの夜
 一緒に旅してまいりましたー392
 突然ですが、女一人旅。
 危ういけれど、やったことってありますか?
 ちょうどこないだ職場の後輩に「一人旅とかしたことないんですよ。」と言われたばかりだったこともあり、あれ?ワタシ何処行ったっけ??と回想してたとこだったんです。
 そしたら選んでいたのは、とある南の島で。
 その後も何度かその島へ通いましたが、着いた途端 吹いてくる風に癒されますね。
 木々の緑も生き生きしてて、ものすごい生命力を感じる。
 ざわっ
 吹く風でゆれる森の木々
 それが奈良でなくっても、その美しさはそのままだった。
 河瀬監督が南国 タイ。
 しかもバンコクではなく小さな村をこの映画の舞台に選んだのは、そんな力に魅せられたからかもしれません。
 
 そんな力に癒されようと、小さな駅に降り立つ一人の日本人女性
 彩子(長谷川京子) [30]
 ホテルへ向かう道すがら、さっそくトラブル発生(?)で先行きの見えなかった彼女の旅。
 しかし彼女は出会う。
 タイ人母子 アマリトイ。 友人 マーヴィン
 そしてフランス人 グレックいい感じにこんがり焼けてた グレゴワール・コラン)に。
 パニックをも鎮める魔法のような古式マッサージ
 南国をふく風 降る雨 ゆれる木々の緑。
 人に。自然に。
 癒された彼女はそして見出す。 ありのままの自分自身を・・・
 
 ドキュメンタリーと物語性
 いつものように、河瀬監督の作品ではこのバランスがビミョウです。
 ゆえに、演じ手の力が試されてしまう。 ちょっとコワイ作品356
 今回ははじめての異国撮影。 外国人キャスト・スタッフの参入だけあって、河瀬監督はストーリーをがっちがちに固めなかったようで。 演じ手は、監督からその日の朝 渡されるメモを手がかりに演技を進めなくてはならなかったトカ。 王家衛方式? 230
 かなり混沌としたゲンバが想像できますが、お話自体はものすごくシンプル。
 そして何より、リアルでした。
 
 伝わらない。
 このもどかしさは以前『バベル』でも体感しましたが、
 言葉が通じなくっても理解し合えるんですね、きっと。
 たとえばギュッ。と抱きしめる。 見つめ合う。 手に触れる。
 通じないないけど、しゃべってみる。
 
น้ำ」「l'eau」「水」 コトバの違いがちょっと楽しい♪ きっとそれでいい。
 まるでタイの古式マッサージにも似たやわらかなコミュニケーションの中、彩子は気づいてゆくのです。
 グレックの抱える不安。 そして希望。
 タイ人家族の笑顔に隠されたそれぞれの事情。
 そしてきっと彩子自身にも。
 今、ココにいる理由・意味がある と。
 河瀬直美は、彼女の過去をドラマチックに根ほり葉ほり掘り下げたりはしないから、
 いさぎよいっ353
 過ぎ去った過去より、彼女の変化に目を向けます。
 ラストでみせる 一皮むけた 新しい彩子の表情。
 それが、どこか長谷川サン自身とリンクして見えてしまう。 フシギな映画でした。
 みなさまもご一緒に七つの夜を越えてみませんか?
 
 公式サイト: 『七夜待(ななよまち)』

 
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【2008/11/05 19:40】 | cinema | トラックバック(0) | コメント(6) |
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コメント
杰倫の秘密を見に行ったときに、予告をみまして・・・・ ちょっと気になってました。
なんせ、去年のカンヌインタのときに河瀬さんが「次作は長谷川さん主演なんですが、彼女の演技を拝見するかぎり、いろいろと課題は多く・・・」というようなことをいっているのをみて、わたしも「なんで、ハセキョー???」と思ったのでしたっ(苦笑)
河瀬さんの映画は「もがりの森」しか見てないのですが、ある意味エロスが混在していません?
予告でこの映画をみたときも、なんかエロスが漂って・・・・独特な雰囲気だなぁって。ハセキョー、一皮むけましたかっ?きっと、それは彼女にとって、とても意義あることで、この映画にでるために臨んでいたことですよね。
わたしも見てみたいです~。
【2008/11/07 21:12】 URL | やよい #-[ 編集]
☆やよいさん
河瀬監督作品も”まっすぐ”でスゴイですよー!
『火垂(ほたる)』がめっちゃスキです。
『殯(もがり)の森』は、パンツぬいで!ってところがスゴかったですねーi-229
カメラドールに輝いた『萌の朱雀』の頃からずっと、彼女の撮り上げる自然の色に魅せられ続けておりますー。
今回は南国 タイが舞台。
河瀬監督自身も初チャレンジの海外撮影だったこともあって、いつもよりストン。と肩の力がぬけてていいな。って思いました。
出演者も自然体でいい。
グレゴワール・コランもずっといい。
ということで、やよいさんもリラックスして観てみてくださーいv-222
注目は・・・やはりハセキョーですv-218
【2008/11/08 00:41】 URL | 小桃 #S7DRU.KM[ 編集]
・・・どうもですね。何故かハセキョーさんが苦手です。
モデル時代(Can)は購読し拝見していてスキも嫌いもなかった無垢な印象だったのに。
女優に転校されてから、掴めないというか匂わせブリに感じてしまって。
綺麗だけど、あぁ!藤原Nさんに似てる印象かも。(私の中での彼女達ポジションって)
スッピンでもノーブラでも
ピンっとこないというか。
って私映画観てないのに勝手なこと言っています(汗)
スイマセン。

さて~
独り旅といえば、旅立ちから現地そして帰国まで独りって経験は台北のみですなぁ。(誰じゃ)
小桃さんの南の島への独り旅ってノがキョウコさんの映画よりも興味津々です!
言いたいこと言いました。
失礼いたしました。
【2008/11/14 20:24】 URL | 桐子 #Lw3V702.[ 編集]
☆桐子さん
よく男のひとが理想とされるタイプなんですよね、ハセキョーサン。
たぶんワタシは彼女のお話の仕方がニガテで・・・
というか、ニガテでした。(カコ形)
でもこの映画にスッとした印象を持てたのは、”伝わらない”状況だったから。
コトバではなく、目で体当たりで、ひととふれあい、わかりあう。
なんかそういう素の彼女を見た気がしたんです。
でもって、あとは回想録ですよーi-229
ワタシもえいっ!って飛び込んでったなぁ。と。
桐子さんは台北だけなんですか?!
ワタシのはじめて独り旅は、バリ島なんですーi-176
オキナワと似てるところがある、不思議な力を秘めた島。
桐子さんもぜひ飛んでみてくださいっv-233
【2008/11/14 21:26】 URL | 小桃 #S7DRU.KM[ 編集]
ハセキョーさんの体当たり的演技には
多少興味を持っていたのです。
私のグズル原因は、観る前に映画評を知ってしまったせいかも。
異国の地へ単身乗り込む設定は、
ゾクゾクさせる期待感ありますもん^^)ハセキョー抜きに好きな方向です。

あぁ小桃さんの意見聞いたら映画DVDで借りて観てみようって思いに。
ありがとうございます。

しかし。。
初一人旅がバリ島‘@@
「さすが」ですとGoodな意味で言わせて下さいませ。昔、先輩からバリバリってTシャツもらったなぁ。バリかぁ。生涯で1度は行ってみたいです!
【2008/11/15 21:36】 URL | 桐子 #Lw3V702.[ 編集]
☆桐子さん
異国へ飛び込む。ゾクゾク感。
そういうのはリアルに感じとれますよー♪
桐子さんもぜひ見てみてくださいませv-222

バリバリ・・・爆笑。
どんなTシャツ~??????v-411
バリは神様の島と呼ばれています。
ビーチはきっとバリバリ(笑)ですが、山には神秘的なパワーを感じる不思議な島。
善も。そして悪をも受け入れ、共存できてしまう、ふところのでっかいところです。
桐子さんもぜひ飛んでみてくださいな~v-233
【2008/11/16 18:26】 URL | 小桃 #S7DRU.KM[ 編集]
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