しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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革命と王政のあいだ
 今宵は le 14 Juillet パリ祭354
 お祭り騒ぎをする代わり、今年はちょこっとヅカ体験してみました♪
 『スカーレット・ピンパーネル』
 
 156レスリー・キーが撮ったらし。
 大ヒットを飛ばすブロードウェイ・ミュージカル タカラヅカ
 
 ストーリーが気になったのでチケットお願いしてみたら、とれたお席が5列目237 と。思わぬ良席でビックリ237
 ゲンバでは、銀橋から飛ぶ熱視線の嵐に逢い・・・トリオで射抜かれておりました。
 大感動 大満喫218
 この勢いにのって、ひさびさにおフランスの話題です―。

 1789年7月14日 バスティーユ陥落
 この知らせにゆれたはずのヴェルサイユ宮
 「(いつもの)暴動だろう。」と言ったルイ16世に、「いいえ、陛下。 暴動ではございません。”革命”でございます。」と答えたのは侍従長でしたっけ。
 多くの政治犯を監禁していたバスティーユが、民衆の手により解放された。
 この歴史的大事件により絶対王政は崩壊。 フランスには革命の嵐が吹き荒れることになるのです―
 
 そんな革命直後の混乱期を描いたストーリー。
 自由(青)
 平等(白)
 博愛(赤)
 そんな理想を説き、掲げられたたトリコロール国旗は・・・
 
 実は、王家の象徴”白”百合を革命軍がパリ市で見張っている―
 (赤と青はフランス革命政府の帽章の色であり、またパリ市のカラーでもある219
 そんなコワイ意味もふくんでいたんですね・・・。12

 崇高な革命の理念は時と共にうつろい、民衆の熱狂の中その過激さをエスカレートさせてゆく。
 ジャコバン党 恐怖政治下、無実の罪を着せられては断頭台の露と消えゆく貴族たち。
 罪なく、まるで革命の生贄のように裁かれてゆく人々を、闇にまぎれ救い出す組織があった―
 ”スカーレット・ピンパーネル”
 これは、紅はこべの紋章からそう呼ばれた英国秘密組織の物語です。

 正体不明神出鬼没のスカーレット・ピンパーネル。
 そのリーダーが、実はイギリス貴族のパーシー・ブレイクニー安蘭けい)だということは誰も知らない。
 ”恋にうつつをぬかしたシャレもの紳士”という仮面をかぶり、見初めたフランス女優 マルグリット遠野あすか)と結婚するものの、彼の本当の姿を知らない妻は、パーシーのナゾの行動に疑念を抱き、その愛を疑いはじめる。
 愛するがゆえ、正義を貫くがゆえの”秘密”だということに気づきもせずに・・・
 ゆれるマルグリットの心をさぐるかのように、元恋人 ショーヴラン柚希礼音)が近づく。
 かつて共に革命を戦い同志だった彼は、今や革命政府の公安委員となっていた。
 どんな卑怯な手を使ってでも、スカーレット・ピンパーネルの正体を暴こうと躍起になるショーヴラン217
 その正体は明らかとなってしまうのか?
 パーシーとマルグリットの愛のゆくえは?
 
 ひとかけらの勇気が ぼくにある限り~266
 その後フランスがたどる歴史はもう一波乱も二波乱もあるわけですが・・・
 そこはアメリカ。ブロードウェイ219
 どこか希望を持てるようなキモチになれるミュージカルでした。424

 パーシーXマルグリットXショーヴランの3人の見せどころはもりだくさん。
 悪キャラ好きのワタシには、ショーヴランはストライクでしたね238
 パーシーに振り回され、マルグリットには愛されず。とどめにあのラスト・・・って、ちょっとふんだりけったりなひとだったカモ。。。229 でも柚希礼音さん、カッコよかったです。234
 
 
 
 お話の上でこそ中心にいなかったけれど、気になったのは”ルイ17世” ルイ・シャルル殿下のこと。
 
 革命政府に連行され、パリで軟禁されていたルイ16世、マリー・アントワネット一家は、その不安からついに逃亡237
 しかし国境目前のヴァレンヌで見つかり、パリへ連れ戻されてしまいます。
 
 まるで葬送行列のようなパリ帰還の後、国王一家はタンプル塔に―幽閉。 処刑までの日々を暗い監獄で過ごしたのでした。
 
 
 
 
 この時、まだ6歳だったルイ・シャルルは父王と母后から引き離され、靴屋のシモンの子 シトワイヤン シャルル・カペー” として育てられることに。
 ルイ16世処刑後、獄中で暗にルイ17世として即位はするが、幼子ゆえそんなことも忘れ、大声で革命歌を口ずさむまでになっていたそうです。。。390
 「殿下ではありません。 僕は・・・僕は、靴屋の子だ!
 そう言わされ、タンプル塔内で靴屋に虐待されるシャルルの姿が劇中でも描かれていました。
 暗い暗い塀の中、同い年の子供のように無邪気に遊びまわることも許されず過ごしたルイ・シャルルは、即位から2年後、タンプル塔の暗い一室で病死してしまいます―406
 その遺体がホンモノか否か?
 そんな論争がずっとずっと交わされていました。
 その論議に決着がついたのが、2000年219
 ちょうどフランスにいた年だったので、フィガロ紙がルイ・シャルルの遺体のDNA鑑定結果をデカデカと報じていたのを覚えています。まだ充分に読めない仏語力で、小難しい記事を拾い読みしてわかったこと。 それは―
 ルイ・シャルルはタンプル塔で・・・亡くなっていた。
 という、悲しい事実。
 この鑑定により、共同墓地に葬られていたシャルルの遺体は、2004年(←遅っ!)に父母の眠る王家の墓所 サン=ドニ大聖堂へ埋葬されました。
 10歳の子供にして、革命と王政のあいだに立たなくてはならなかったルイ・シャルル。
 その結末はあまりに暗く、また悲劇的なものだったのですね。。。
  
 科学がついに事実を導き出したわけなのですが、
 ”ルイ17世はタンプル塔から逃亡。 亡くなった少年は替え玉だった。”という希望も信じてみたい。
 たとえば、
 ”スカーレット・ピンパーネル” パーシー・ブレイクニーが無事彼をイギリスへ渡らせた。
 そんな夢も見てみたい。
 そういう方はヅカへゴー29
 大劇場では8月4日(月)まで公演はつづきます。
 その後は東京公演も控えているそうなので、よろしければチェックしてみてください222

 公演特設サイト: 星組公演 『スカーレット・ピンパーネル』
 
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【2008/07/14 21:41】 | フランスいろいろ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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