しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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おかえり若冲
 以前 あっぱれ! プライスでも鑑賞日記をしたためたように、すっかり私を虜にしてしまった、エキセントリックな日本画家 伊藤若冲(じゃくちゅう) 。
 
 彼の作品がまたまた公開されている。ということで、吸い寄せられるように出かけてまいりました、「若冲展」
 
 
 
 
 会場となったのは、京の名刹相国寺
 若冲はかつての住持を慕い、相国寺の花鳥図などを模写してたんだトカ。 そんなつながりもあって、家族の永代供養にと、「動植綵絵」「釈迦三尊像」を寄進。 その後のゴタゴタで、現在は宮内庁蔵となっている「動植綵絵」が今回120年ぶりに里帰り。 かつてそこにあったように、「釈迦三尊像」と共に陳列されているのです。 なんだかスゴそ。。。
 
 案の定ぐるぐるぐるぐる並ばされます。 かれこれ80分。
 並んで並んでようやく入場できた後も、ギュウギュウ。 週末でとりわけ人出も多かったため、閉館時間を大幅に延長する応急措置が取られてました。 最近めっきり人気者化した若冲さん、あなどるべからず。 入口附近に置いてある特集新聞記事で、若冲のお勉強をしつつ、できるだけ”優雅”を保って待ってみました。(笑)
 ぜんぜん知らなかったけど、若冲は京都錦市場の青物問屋の跡取り息子さんだったんですねー。 イヤイヤ(笑)家業を継ぐものの、絵のお勉強もしっかりと。でも徒弟制が肌に合わずそこも飛び出し、結局独学で絵を会得したらしい。 そのうちようやく家業を弟に譲ることができ、絵の道を本格的に進み始めたんだそう。 彼の絵が物語るように、人生そのものがエキセントリックな若冲なのでした。
 
 さてさて。そんなこんなしているうちに、ようやく入場の時が♪
 展覧会は、鹿苑寺(金閣寺)の障壁画が展示されている第一会場と、お目当ての「釈迦三尊像」「動植綵絵」がズラッと陳列されている第二会場の二部構成となっています。 ちょっと少ない気がしますが、キャパが小さいところなので、ぎゅっと濃縮展示されているから結構満腹でした。
 コレクターのプライス氏もお気に入りの「葡萄図」が、鹿苑寺の大書院さながらに貼付展示してある様はさすがに圧巻! ぼんぼりの灯りが当時を偲ばせ、しばし足利義満になった気分にひたるー。。。(妄♪)
 
 その後いざ本命の待つ第二会場へ。 足を踏み入れた瞬間・・・
   圧巻!!!
 正面に釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩を描いた「釈迦三尊像」が御座し、左右をズラッと三十三幅の「動植綵絵」がとりまきます。 そのひとつひとつが色鮮やかで個性的で目を楽しませてくれるものばかり。 元々はこうやって陳列されていたんだなー。と思うと、感慨もひときわでした♪
 今回のお気に入りは、「菊花流水図」カナ。 ポスターの右側にプリントされているあの絵デスヨ。
 白・黄・青・緑のバランスが絶妙で、構図もキレイ☆ かのプライスさんも「感極まった」作品だったようです。
 さらに目を惹いたのは、「牡丹小禽図」
 牡丹がそこから飛び出してきそうなほどの勢いで咲き乱れ、とってもあでやかな作品。 描き込められた牡丹をよそに、小鳥がちょこっとのっかりにきててカワイイ。このコントラストがたまりませぬ。
 若冲の魅力って、やっぱり出逢った瞬間のインパクト
 ・・・のみならず。じーっと鑑賞して、遊び心が見え隠れしてくるあたりが私はすきだったりします。
 ゆえに何度でも観たい・・・。 そんな「若冲展」は、6月3日まで開催中~☆ お急ぎください。
 
 公式サイト:「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵 120年ぶりの再会」 
 
 
 ついでに・・・
 今回 会場となった相国寺。
 日本最古といわれる法堂の天井に描かれた蟠龍図(ばんりゅうず)が、「鳴き龍」として有名です。
 この龍の下で手をぱんと叩けば、その音が反響し龍の声のように聞こえる・・・そう聞いて、特別拝観時に私もトライしてみたのですが。。。 むぅ。なんだかなぁ。ってカンジでした。ハハ
 水上勉の「雁の寺」の舞台となった瑞春院もこちらの塔頭のひとつだったりして。
 
 
 
ぐるり巡ると、もりだくさん。 若冲展が終わってしまっても、ぜひぜひ訪れてみてください。
  
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【2007/05/31 21:54】 | musee | トラックバック(0) | コメント(3) |
<<殯(もがり)のはな | ホーム | Jay ウゴク>>
コメント
そうそう、京都で今やっているんですよね~ 行きたいっ、しかし遠い・・・・(涙)
両親は先日名古屋で開催されている若沖展を見に行ってきたみたいですよ。
相国寺はいったことがないんですよ。是非、次回京都へいくときには、立ち寄ってみたいです。
【2007/06/01 00:04】 URL | やよい #-[ 編集]
それ、知っております!
先日、京都にわざわざ見に行った知り合いから、写真集?を見せてもらいました。
いろんな絵が、ホントに素敵で…
動物(鳥)たか、飛び出せ絵本のような画風だし。
枝に積もった雪は、ホントにこんもりしてる風だし・・
梅の花は、とても綺麗ではかなくて~
勿論、名前は存じておりましたが・・
ここまで、画集の中でも生き続けている絵を見るのは、とても楽しかったよ。
【2007/06/01 15:07】 URL | xiaozi #LqydOQM6[ 編集]
☆やよいさん
同じ日本でも西・東・・・遠いですよねー。ワカリマス。
京都だけでなく、名古屋でも開催されてた「若冲展」。わざわざ出向かれたご両親のキモチ、わかるー。その価値のある画家さんなんですよね、若冲って。私も大大大ファンです。
相国寺は特別拝観中にぜひ一度お越しください。
そして、ぱぱん。と”鳴き龍”をお試しあれ♪・・・さて、うまく鳴きますかどうか???

☆xiaoziさん
まさにまさにおっしゃるとおり。
写真集(?)さながらの画集ですよね、この方の絵って!
図鑑みたいに、細かく細かく描き込まれた作品しかり、春夏秋冬季節を追い、それぞれの風景に合った植物、動物を描き出すワザはさすが若冲。
今にもウゴキ出しそうな勢い、私も感じました。
xiaoziさんも機会があれば、ぜひ観てみてくださいね。
【2007/06/01 20:52】 URL | 小桃 #S7DRU.KM[ 編集]
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