しのわずり☆日記 ASIA-FRANCE VU PAR・・・
亜細亜ところどころ。フランスところどころ。 中華かぶれの日々を送る元フランス好きの日記です。
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なんの花にたとえよう
 古都にもの訪れを252
 見ているだけで、お日様に照らされうきうきしてるお花たちを感じ取れちゃう♪華やかな舞台。
 「坂東玉三郎 中国・昆劇 合同公演」
 京都 南座で堪能してまいりました。
 
 はじめて観る昆劇
 なんでも600年も昔から演じられてきた中国古典芸能で、世界無形文化遺産にも指定されているごたいそうなものだトカ356
 興味深々でしたが、昆劇の世界と出会われた玉三郎さんの化学反応が何より見もの392
 ムヅかしいことはわからないけれど、感じたままをレポレポしてみますー155

 演目は、昆劇の代表作 『牡丹亭』
 このお芝居、通しで55幕もあるそうなのですが・・・230 今回はよく上演される前半部の名場面を抜粋されたようです。
 幕が上がると、牡丹づくしの調度品。 そのロココな色合いが乙女心をくすぐります238
 

 続いて蘇州昆劇院の役者が登場。 若き娘 杜麗娘が春を探しに花園へ遊ぶ「遊園」で、観客に春の香りを届けます。
 遊び疲れた杜麗娘。 ちょっとうたた寝。。。196
 この一時の夢の中で、書生 柳夢梅と出逢い、恋に落ちてしまう― 。
 目覚めてもなお、彼のことが忘れられない杜麗娘。 想い想って、ついには儚くこの世を去ってゆくのです。12エーッ!現代ではありえんストーリーですな・・・
 この「離魂」の場は、玉三郎が好演。
 流れる二胡や揚琴の調べにのって、杜麗娘の恋。想いを歌まじりで見事に表現し、恋に憧れる一人の娘のはかなさ。あはれを演じきります。
 モチロン、蘇州語で!433
 絶唱ともいえる、杜麗娘 最期の叫びは今もまだ頭の中に響いてくるよう。。。 大喝采の中、幕となりました。424
 
 「私が死んだら梅の木の下に葬っておくれ。 私の描いた絵と共に・・・」 そう言い残し去った杜麗娘。
 この3年後、ホントに実在していた柳夢梅は偶然 杜麗娘の描いた自画像を手に入れ、あまりの美しさに毎日拝む。・・・と、杜麗娘の幽魂がやってきて二人で愛を誓う。おまけに梅の木の下を掘り起こしてみると、アラ ビックリ! 杜麗娘が生き返る。405っていう、やたらミラクルな後日譚へと続くのだそうです。
 どこかで聞いたような話・・・と思ったら、日本の怪談 「牡丹灯籠」の元になったお話らしいですヨ219
 まさに古典の粋ともいえる名作 『牡丹亭』
 日本で。しかも玉三郎さんというすばらしい役者が演じる杜麗娘を観れて、とってもぜいたくな気分になりました♪
 
 シメは、「楊貴妃」
 ご存知、唐の皇帝 玄宗の寵妃です。
 この演目は、京劇・能・歌舞伎の技法を融合させた創作舞踊劇だそうで。
 ただし歌、音楽は昆劇の流れをそのままに。 今回はよりシノワナイズされた内容に仕上がっていました。
 しずしずと玄宗の前へ歩み出るその足の運び方ひとつ。
 扇を使った艶やかな舞姿ひとつ。
 どこを切り取っても、きっと楊貴妃そのひとだった玉三郎さん。 その美しさに息のむ30分間でした。
 
 たとえば楊貴妃では、牡丹のようにあでやかに。
 杜麗娘では、なでしこのような可憐な少女。
 歌舞伎の演目でもくるくると、いろんな”美”を魅せてくださる玉三郎さん。
 いったいなんの花にたとえたらよいのでしょう。
 そういえば、以前インタビューでこんなことをおっしゃっていました。
 「野に咲く花々が一番美しい。って思うんですよね。」
 無理せず威張らず、ただただ自然のままにそこにある。
 背筋を伸ばして、凛として。
 美しいって、シンプルにそういうことなのかもしれません。
 
 美しいといえば、この方も―  
 
 
   
 
 
 
 映画『覇王別姫』で、
 京劇役者 蝶衣を演じた
 故・張國栄レスリー・チャン
 
 劇中、日本軍将校の前で『牡丹亭』を舞うシーンがあったなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 「坂東玉三郎 中国・昆劇 合同公演」は、明日で楽日を迎えてしまいますが、今公演を記念して写真集(157コチラ)が限定発売☆ さらに5月には北京公演なども予定されているそうです。
 北京まで行けない方は、レスリー版で。
 それぞれに美しい花を愛で、春の訪れを感じてみましょ♪

 
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【2008/03/24 23:19】 | カンゲキ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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あのまぶしい太陽がなつかしい。
暑い風がなつかしい。
この映画を観たせいか、
台湾熱にうかされてます。
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今年は台湾へ行きたいなー♪
 
どっぷりASIAに、ちょっぴりFRANCE。
くるくるキョロキョロ
いろんなことに興味深々。
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